ミニマリズムで一番大切なこと

ほどほどミニマルライフ

ものを減らすことが目的じゃない

「ミニマリズム=ものを減らすこと」と思われがちですが、本当に大切なのは 目的を持つこと

どんな未来を描きたいか、どんな自分でありたいかを考えたときに、ミニマリズムは
“そのための手段”になります。

もし夢を叶えるのにたくさんのモノが必要なら、無理に減らす必要はありません。
逆に「減らすこと」だけを目的にしてしまうと、面倒に感じたり、辛くなって挫折してしまったりすっきりした部屋を見て空虚感に襲われる可能性も・・・。

ミニマルライフの先にある未来を一緒に考えてみましょう!


私の目的とミニマリズム

1.家事や掃除をラクにしたい

  物がたくさん所有していたときは、掃除をするのが億劫で、かなりの気合が必要でした。
  物をいちいちどかして掃除するのがとにかく面倒。
  

  物が増えれば増えるほど、管理する手間と時間が比例して増えていきます。
  物を減らすことで掃除のハードルがぐっと下がり、短い時間で掃除を済ませることができる
  ようになりました。

2.穏やかな気持ちでいたい

  部屋に余白があると「心の余白」も生まれると感じています。
  そのゆとりが、良好な夫婦関係を維持する土台にもなっています。

  毎日の生活に追われてイライラして喧嘩に発展してしまうのは絶対イヤ。
  いつも穏やかでありたいと常々思っています。


  「部屋は心を映し出す鏡」と言いますが、私も例に漏れず、うまく行っていないときや
  苛立っているとき、投げやりになっているときは、部屋が散らかっていました。
  散らかった部屋を見てまたさらにストレスが溜まっていく・・・まさに負のループです。

  収納スペースに余白ができると心にもゆとりが生まれ、不思議と気持ちが整いやすく
  なりました。
  夫とゆっくり会話する時間も増え、喧嘩をしたのがいつかも思い出せないくらいに。
  夫との平凡な毎日に「幸せだなぁ」と感じる瞬間も増えていると実感しています。

3.新たな挑戦をしたい

  正社員の収入だけでなく、副業で収入を得て、安心で張り合いのある老後を迎えたい!
  そのためには集中できる環境づくりが欠かせません。


  自分を取り囲むモノから受ける無言のメッセージは、思いのほか強力。
  モノがあふれているとその分視覚的な刺激が増えて、体力や気力が奪われてしまいます。
  部屋をすっきり整えて、副業に取り組みやすい環境をつくっています。


 生活の無駄を省いて時間を生み出すことができるミニマルライフは、なりたい自分に
 一歩近づく手段だと感じています。


ワーク:あなたの目的を考えてみよう

ノートやスマホに「なぜミニマルライフを目指すのか」をノートやスマホに書き出してみましょう
上手く書こうとしなくてOK。
気負わず、今頭に浮かんだことを、さらさらメモ程度で構いせんので書いてみてください。
あなただけのミニマルライフの指針になります。

  • 日々大切にしたいことは何ですか?
  • どんな未来を望んでいますか?
  • どんな自分でありたいですか?
  • そのために、どんな環境が必要ですか?

目的がはっきりすると、「何を手放すか」「何を残すか」が明確になり、自分らしい
ミニマルライフの道筋が見えてきます。
 


まとめ

ミニマリズムで一番大切なのは、モノを減らすことそのものではなく、目的を明確にすること
目的を叶えるための手段です。
やみくもにモノを減らすと、ミニマル迷子になってしまう可能性が。
モノの少なさだけがクローズアップされていているように感じますが、モノの数は
関係ありません。


モノを減らし、余分なものが削ぎ落とされていくと、自ずと今の自分が大切にしたいもの、好きなものがはっきりみえてきます。
他人軸ではなく、自分と向き合うことで得られた自分軸を心に据えて、日常を整えていく。
部屋を整えることも、モノを手放すことも、なりたい未来へつながる力になると信じて、自分なりのいミニマルライフを探求していきたいと思っています。