夫婦で価値観が違っても大丈夫。ミニマルライフを心地よく続ける5つのコツ

ほどほどミニマルライフ

ミニマルライフを続けていくうちに、自分の持ち物だけでなく、家族の持ち物まで気になるようになりました。

夫はミニマリストではありません。
無駄遣いして買い物を頻繁にするタイプでもありません。

それなのに私は、

「この服、今シーズン着てないな」
「このバッグ、最近使っていないな」

そんなふうに、夫の持ち物をミニマル目線で見ては、勝手にモヤモヤしたり、イライラしたりしていました。

価値観が違う夫婦でも、お互いに気持ちよく暮らすことはできるのか。

試行錯誤するなかで見つけた、ミニマリストではない家族と和やかに暮らすコツを、まとめてみました。


1:無理に相手を変えようとしない

自分の持ち物が少なくなってスッキリすると同時に、夫の持ち物まで気になるようになりました。

自分がミニマリズムで得た「要、不要の判断力」と「手放し技術」を、自分の領域を超えて発揮したくなってしまったんです。

「これは必要?」「これはもう使ってないから、いらないんじゃない?」と、夫に断捨離を促すように…。

あるとき夫に「自分のタイミングで捨てるから」と言われて、ハッとしました。

自分のお金で買ったものを、他人基準で捨てたら?と言われたら嫌な気持ちになるのは当然

  • 何をいつ手放すかを決める権利は、その物を持っている本人にある。
  • 自分がいらないと思うものでも、相手にとっては大事で捨てられないものがある

価値観を押し付けることは、相手を不快にさせ、心地いいミニマルライフとは正反対の行為だと反省しました。


2:共有スペースのルールだけをゆるく決める

共有スペースをどちらかの価値観で統一しようとすると、どうしても衝突しやすいし、不満が溜まっていきます。

ミニマリストの私とミニマリストではない夫、どちらかにとって、居心地が悪い空間にはしたくない。

だから我が家では、共有スペースだけ”ゆるく”ルールを決めました。

・物を出したら片付ける
・収納棚からあふれない量にする

細かいことまでは決めません。
「最低限これだけ守れたらOK」というやさしい基準を作ることが、お互いストレスなく暮らす秘訣だと思います。


3:夫用スペースはノータッチ

「ここはあなたの場所」とはっきり分けることで、私が夫の持ち物に口を出すこともなくなりました。

中身がない紙袋、バイクのメルメットが入っていた箱、本棚に入りきらない漫画…
床に散乱していても何も言いません。

掃除機をかけるときも、それらを避けて掃除するだけ。

使っていなくても、夫にとっては必要なものかもしれません。

  • 見ない
  • 触らない
  • 管理しない

線引きを明確にすれば、気持ちにも区切りをつけることができるので、ずいぶんラクになりました。


4:私がやめた「押しつけミニマル」

「これはもう使ってないよね?」
「これ減らしたらスッキリするんじゃない?」
「ミニマリストの動画見てみる?」

ミニマリズムの良さを知ってもらいたくて発した言葉も、相手からすれば無理強いされているように感じるもの。

相手が興味もないのに、自分の価値観を押し付けるのはただのエゴです。

ミニマルライフは、人に強要するものではありません。
ものが多くても幸せに暮らすことはできます。

相手が心からミニマルライフに共感していなければ、ただの押し付けになり、相手は窮屈な思いをします。

自分のテリトリーでミニマルライフを楽しむ!

これがいちばん大切だと気づきました。


5:2人で心地よい距離感を見つける

ミニマルライフを続けていくなかで気づいたのは、「いい意味での自立」が大切だということ。

相手の価値観を尊重し、自分は自分の心地よさを大切にする。

ミニマルライフで暮らしが快適になり、笑顔で過ごしていれば、家族も少しずつ影響を受けるものだと考えています。

私も夫が好きなバイクレースに興味を持つようになったし、朝型の夫の影響で早起きになり、開店直後のお店に行くのも好きになりました。

人はそれぞれ、だからおもしろい。
同じ価値観を育むことができるものもあれば、共感できない価値観もある。

そう思えるようになってから、夫婦の空気も穏やかになりました。


まとめ

価値観が違っても、家族と心地よく暮らすことはできます。

ミニマルリズムを暮らしに取り入れるかどうかは、その人の自由。
強要するものではありません。

家族を無理に変えようとするより、まずは自分のスペースをお気に入りの空間に整えることだけに集中しましょう。

自分の暮らしを整えて、ご機嫌な時間を増えれば自然と家族にもミニマルライフの良さが伝わるはず。

お互いが安らぎを感じる毎日を過ごせるように、暮らしをアップデートしていきたいと思っています。