よし!片付けするぞ!と気合いを入れて、いざ始めようとしてもどこから始めたらいいか分からず、面倒になって先延ばしにしてしまう・・・
過去の私がまさにコレ。
片付けをスムーズに進めるには「順番」が大切だと感じています。
いきなり難しいところから片付けを始めてしまうと、思うように進まず、途中で嫌になって片付けを断念してしまいます。
ポイントは「やりやすいところから少しずつ始めること」
小さな成功体験を積み重ねることで「自分にもできる」と自信がつき、片付けのモチベーション維持にも繋がります。
この記事では、片付けが苦手な方でも無理なくできる、片付けの10ステップをご紹介します。
今日からできることばかりなので、気楽に読み進めてみてくださいね。
徐々に部屋がスッキリしていく爽快感がストレス解消になり、心も軽くなっていくのを実感できると思います。
片付け初心者でもできる!片付け10ステップ
1. 片付けの目的を考える

片付ける前に、なせ片付けをしたいのかを考えることから始めるのが大切。
「家事をラクにしたい」「心が落ち着く部屋にしたい」など理由はなんでもOK。
動画や写真で理想の部屋のイメージに近いものを探して、見えるところに貼ってみるのもおすすめです。
目的がないと途中で何のために片付けをしているのか分からなくなってしまい、リバウンドしてしまう可能性も。
ゴールを意識するだけで、判断がブレにくくなります。
2. 明らかなゴミを捨てる
期限切れの食品や調味料、用済みの書類、インクが出なくなったペン、壊れている電化製品、穴があいた靴下、期限切れのクーポンなど。
「これはもうゴミだな」と迷わず捨てることができるものから始めると、勢いがつきます。
ゴミなのにとってあったものを捨てるだけでもスッキリします。
3. 捨てやすいものを捨てる
次はもらった試供品やおまけでもらったタオルや文房具、着古した服や、履くと痛い靴など手放しても困らないものを捨てましょう。
今は使っていない100均の商品も捨てやすいと思います。
今まで見て見ぬふりをしてきたものを手散すことは、大きな成功体験に繋がります。
4. 小さなスペースを片付ける
財布、メイクポーチ、バック、引き出しなど、「すぐ終わる小さな場所」を片付けます。
毎日使うものを整えると快適さを実感できるので効果大。
短時間でスッキリ感と達成感を味わえるので、「もっと片付けたい!」とやる気が自然と湧いてきます。
5. 洋服・バック・靴・インナーを見直す

1年間着ていない服、着心地が悪い服、今の気分に合わない服、コーディネートしにくい服は手放し候補。
1着ずつ手に取ったときの気持ちをよーく観察すると、直感として残したいものがわかることも多いです。
捨てるか残すか迷ったものは一旦「保留ボックス」に入れて、自分が決めた期間内に使わなかったら捨てるという方法も。
納得して手放せるのでおすすめです。
次に残した服に合うバッグと靴を選ぶようにすると、トータルコーディネートできて失敗もしにくいです。
見落としがちですが、インナーの襟元の形や色も、残した服と相性がいいものに絞りましょう。
お気に入りだけのクローゼットは、毎日の支度がラクになるし、見るたびにハッピーになります。
6. 毎日使うものを厳選する
キッチン用品や文房具、メイク用品、お掃除アイテムなど、日常的に使うものをチェックしましょう。
同じ用途のものや必要以上にあるものは、日々の生活を振り返りながら「一番よく使う1つ」を残します。
家事の効率がグッと上がり、ご機嫌でいられる時間が増えるはず。
片付けに慣れてくると代用アイデアも、ひらめきやすくなります。
7.保留ボックスを見直す
迷って捨てれなかったものは、必ず期限を決めて再度見直します。
1ヶ月使わなかったものはなくても大丈夫なものの可能性が高いです。
私自身、保留ボックスから元に戻したのは1回だけです。
案外「なくても平気」と実感したからこそ、未練なく手放すことができます。
8. 収納スペースを整える
ついつい物を溜め込んでしまう収納スペースを片付けます。
「とりあえず取っておこう」がたくさん見つかる場所。
未来でも過去でもない「今」に視点を定めて、今使っているもの以外は思い切って捨ててみる。
余白のある収納は取り出しやすく、生活の質が一気に上がります。
探しものにかかる時間も激減し、やりたいことに使う時間が増えて一石二鳥です。
9. 高価だったものと向き合う
高かったものを手放すのは難しいですよね。
「もったいない」「高かったのに捨ててしまうなんて・・・」といろんな感情と対面することになるので、片付けステップの終盤に挑むのがベスト。
案外高かったものほどあんまり使ってなくて、大事に「保管」しているケースが多いのではないでしょうか。
私はブランドバッグを傷つけたくないと思うがあまり、使っていても気疲れしてしまってだんだん使わなくなりました。
高かったからこそ、買い物の失敗を認められず、手放すと損した気分になるから手放しにくいのだと思います。
でも、持ち続けることで失うのはお金ではなく、スペースや心の余裕なんです。
売る・譲る・寄付するなど前向きな手放し方を選ぶことで、気持ちの整理もつきやすくなります。
10. 思い出の品を整理する

最後に写真や手紙、頂きものなどの整理に着手しましょう。
感情と密接に関わっているため一番手放しづらいものです。
整理するつもりが写真に見入ってしまって、当時の思い出が蘇り「やっぱり捨てられない」となった経験がある方も多いのではないでしょうか。
思い出の品を手放したら思い出ごと消えてしまうようで怖いと思ってしまいますが、思い出の品がなくてもちゃんと心に思い出は残り続けています。
ただ、買い直しできるものではないので、無理に捨てる必要はありません。
ゆっくりご自身のタイミングで減らしていけばOKです。
手放す方法は、まずこの箱に入るだけなど残す数を決めるのがおすすめ。
そのまま手放すことが淋しく感じるものは写真に撮ったり、ダウンサイジングしてみてください。
「大事に残したもの」への愛着が強まり、気持ちが温かくなります。
まとめ
片付けはモノを捨てることが目的ではなく、自分に本当に必要なものを見つけていく手段です。
少しずつ片付けを進めることで判断力が育ち、自然と「これからもそばに置きたいもの」と「手放しても大丈夫なもの」の区別が明確になっていきます。
私自身も片付けを通して、
- 家事や掃除がスムーズになったり
- 夫との会話を楽しむ時間が増えたり
- 好きなことに集中できる環境が整ったり
そんな小さな変化を実感できるようになりました。
そしてもうひとつの大きなメリットは「自分の好き」がどんどん明確になっていくこと。
必要ないものを減らすことで、逆に「これがあると満たされる」という感覚が強くなり、暮らしの満足度がアップしました。
常識にとらわれずに、自分ルールで残すものを選ぶ「遊び心」を持つことも、ミニマルライフを楽しむうえでは重要。
モノを減らすたびに心が軽くなり、同時に「自分らしい心地よさ」もはっきりしていく。
そんな片付けの変化を、ぜひあなたも体験してみてくださいね。


