ミニマリストというと「とにかくモノを減らす」「必要最低限だけで暮らす」というイメージを持たれがちです。
私自身も、ミニマリストのYouTubeや本をきっかけに、たくさんのモノを手放してきて、気づいたこと。
それは、減らすこと自体が目的になると、暮らしの心地よさを見失いかけることがあるということでした。
ミニマリズムで一番大切なのは「数」ではなく「目的」。
この考え方については、こちらの記事でも詳しく書いています。
今回は、「一度は減らそうとしたけれど、やっぱり私には必要だった」減らさなくてよかったものを紹介します。
① アイロン|使用頻度が低くても「必要なときにある安心感」

アイロンは、これまで2回手放して、2回買い直したアイテムです。
普段の服はシワになりにくい素材を選んでいるため、正直、出番はほとんどありません。
それでもごくたまに必要になるときがあるんです。
- ネットで購入した服の、洗っても取れない頑固なシワ
- 夫のハンカチ(ごく稀に持っていきます)
- 法事で着る夫の白シャツ
アイロンがないと太刀打ちできない場面が、年に数回あり、ないと困ります。
だから私は「使用頻度が低い=不要」ではなく、必要なときに確実に使える安心感を残すことにしました。
2回買い直したという事実が、これは私にとって「必要なもの」だと教えてくれました。
② しゃもじ|代用できても、面倒になるなら無理しない
ミニマリストの中には、しゃもじを無印のシリコーン調理スプーンで代用している方もいます。
私も「しゃもじはなくてもいいかも?」と思って試してみました。
でも現実は、
- シリコーンスプーンは汁物や調理でも頻繁に使う
- ご飯のたびに洗って使うのが、地味に面倒
結果、手間が増え、小さなストレスが積み重なることに。
代用できるか試すのはとってもいいこと。
代用品で問題ないかは、自分にとって快適かどうかで見極めましょう。
私は「代用品チャレンジ」した結果、しゃもじは持ち続けることにしました。
③ ニトリのアルミホイルケース|プチストレスをなくす道具
ニトリのアルミホイルケースは、蓋を閉めると同時にスパッときれいに切れるのが特徴です。
「なくてもいいかも」と思って、ケースなしで使ってみたこともありましたが、
- 切り口がガタガタになる
- うまく切れず、ちょっとイラっとする
と使いにくさを感じました。
ケースを購入した理由が、うまく切れないことがある「プチストレスを解消したかったから」ということを思い出しました。
快適さを保てる道具は手放さない。
「持たないこと」より「気持ちよく使えること」を選びました。
④ 小さめの平皿|「代用できる」より「気分が上がる」
ケーキやフルーツを食べるときに使っている、小さめの平皿。
使用頻度はそれほど高くなく、他のお皿で代用しようと思えばできます。
実際に、過去には「保留ボックス」に入れて様子を見たこともありました。
でも、数日後食器棚へ。
箱の中に入れられたお皿が、かわいそうに見えたんです。
それくらいお気に入りのお皿。
効率や使用頻度だけでは測れない「好き」という気持ちも、暮らしには必要だと感じました。
⑤ ルームスリッパ|足元の清潔を守る「ガード役」

ルームスリッパも、正直なくても生活はできます。
でも、私にとっては「あったほうが快適」なアイテムです。
料理中、床に落としてしまった食材や油はね、水滴。
最後のキッチンリセットで床を拭く前に、うっかり踏んでしまうことがあります。
靴下に汚れがついたり、濡れてしまったりすると、思わず「はぁ⤵︎」とため息をついてしまいます。
洗面所も同じで、床に飛び散った水滴を拭く前に踏んでしまうと、靴下が濡れて気持ち悪い…。
こういう**小さな不快感から足元を守る「ガード役」**になってくれるルームスリッパ。
必ずしも必要ではないけれど、あることで日常のストレスが減らしてくれるアイテムです。
なるべく安価なスリッパを買うようにして、定期的に交換しています。
清潔を保ちやすく、「汚れたら替えればいい」と割り切れるのも私には合っていました。
⑥ ドレッサー|私にとっては必須の「整える場所」

ミニマリストでドレッサーを持っている人は、少数派かもしれません。
洗面所やリビングの鏡でも、メイクできます。
だから、絶対に必要なものではありません。
それでも私は、ドレッサーを残しました。
- 水場で、立ったままメイクやヘアセットするのが落ち着かない
- 旅行先では仕方なく洗面所でやるけれど、やりにくさを感じる
- 座って、ゆっくりメイクやヘアセットする時間が好き
自分でも不思議なくらい感覚的な理由ですが、気持ちが整う場所として欠かせない存在です。
必要なものが取り出しやすく、落ち着いて身支度ができる。
私にとってドレッサーは、暮らしの質を保つための必須アイテムです。
まとめ 減らさなくてよかった=ミニマリズムが深まった証拠
一度は「減らしたほうがいいかも」と思ったものたち。
でも、使い心地や暮らしの快適さを考えた結果、持ち続けることを選びました。
ミニマリズムは、誰かの正解に合わせることでも、モノの数を競うことでもありません。
自分が心地よく暮らすために、必要なものを選び取ること。
その考え方は、「ミニマリスト=とにかく減らす」という思い込みを少しずつ手放すきっかけにもなりました。
減らさなくてよかったものがあるからこそ、私らしいミニマルライフを楽しむことができています。




