好きだからこそ手放すのはつらい。でも残したお気に入りの食器で食べる食事は格別

ほどほどミニマルライフ

私は陶芸教室に通っていたこともあるほど食器が大好きです。

お店で器を眺めると心が躍り、「これも素敵!」「欲しい!」とワクワクします。

その結果、食器だらけのキッチンに…。
「ついつい買う →使い切れない →手放す」を何度も繰り返していました。

好きだからこそ、手放すときは胸が痛くて、とてもつらかったです。


学んだこと:買ったあとの使い方を想像することが大事

そんな苦い経験から学んだのは、「欲しい!」と思ったときに 買った後の使い方を想像すること

「これを迎え入れたら、どんな料理に使う?」「どのくらいの頻度で登場しそう?」とじっくり考えてから購入するかどうかを決めるようになりました。


「今あるお皿と用途が一緒」「ほとんど使わなさそう」という結論に至ると、不思議なことに“欲しい気持ち”が落ち着くようになり、衝動買いをほとんどしなくなりました。

好きなものだからこそ食器の断捨離はつらかったし、苦戦しました。
4年ほどかけてゆっくり手放し、残った今の我が家の“お気に入りの食器たち”を紹介します。

我が家に残した食器

  • カレー皿(2枚)

カレー以外にもパスタ、焼きそば、麻婆丼など多用途に使えます。
盛り付けが映える万能選手。

洋食、和食どちらにも合うため、週に2回は登場します。

  • 小鉢・小皿

副菜やサラダ用に。
取り皿としても使います。

出番が多いので厳選して残しました。

  • ラーメン丼

ラーメン、うどん、そばなどの麺類や丼ものメニューのときに。
深さがあり使いやすいです。

週に1回は必ず使います。

  • ケーキ皿

先に紹介した小皿でケーキやフルーツを食べれるし、登場回数も少ないので、一度保留ボックス行きになった過去が。
  
とても気に入ってるものまで無理して手散すことない!数日後保留ボックスから食器棚に戻しました。
おやつ時間が特別になります。

  • ガラスのボウル

サラダだけでなく、みそ汁にも。

ガラスの器を汁物に使うのは一般的ではありませんが、我が家ではすっかり定番に。
自分軸で考え「常識にとらわれない」自由さもミニマリズムならではだと思います。

  • 夫の長方形プレート、私の丼

長方形のお皿を2枚以っていましたが、1枚割れてしまったんです。
お揃いにこだわらず、今あるものでも食事の満足感は変わりません。

ワンプレート風にご飯や副菜も一緒に盛り付けることも。
洗い物が減るのでおすすめ。

  • ガラスのコップ・マグカップ

ダブルフォールグラスを使ったら手放せなくなりました。

保温、保冷に優れているので、飲み物を美味しくキープできます。
冷たいものを入れても水滴がつかないので、コースターを手放すことができました。

夫が冷たい飲み物を飲むことが多いので、予備で1個多めに持っています。 

食器を厳選してよかったこと

  • お気に入りだけの食卓は、食事がより美味しく感じられる
  • 収納がすっきりして取り出しやすい
  • 用途が被っていないので迷わない(判断疲れしない)
  • 洗い物が減って家事がラクになった

まとめ

食器は毎日の食事に寄り添ってくれる存在です。

でも必要以上の食器を持つと収納が大変だったり、いちいち食器を選ぶ手間がかかったりと、ストレスの原因に。

だからこそ「使わない食器」「用途が被っている食器」を見直して、本当に気に入ってよく使うものだけを残すことが、心地よいキッチンや食卓につながると実感しています。

お気に入りの食器でいただく食事は、やっぱり格別です。