はじめに
「捨てたい気持ちはあるけれど、何から始めたらいいかわからない」
そんな方に向けて、“段階型チェックリスト”を作りました。
私の捨て活経験が、余白のある暮らしを望む方の、参考になったら嬉しいと思ったことがきっかけです。
モノを捨てるのは、慣れないうちは特に、心理的ストレスがかかりやすい。
だからなるべく負担がないように、難易度と捨て活のメリットを感じやすい順番でリスト形式でまとめています。
あなたのペースでできるところから、はじめてみてくださいね。
STEP① 財布・バッグの中|まずは超スモールスペースから
まずは、よく使う一番小さな場所から始めましょう。
時間は5分〜10分でOKです。
財布
1 □ 使っていないポイントカード
→ 使わなかった=今後も使わない
2 □ レシート
→ その日中に家計簿に記入して即捨て(不要ならもらわない)
3 □ 期限切れのクーポン
→ 期限が過ぎた時点で役目終了
4 □ 今は通院していない診察券
→行く予定がなければ不要
5 □ 使わないクレジットカード
→よく使うカード1枚のみでOK
6 □ 銀行の残高証明書
→確認したら家ですぐ捨てる(画面で残高確認し発行しない)
バッグ
7 □ 多すぎるメイク用品
→ よく使うものだけ携帯
8 □使っていないエコバッグ
→念のためのストックは不要
9 □ 読む予定だった本
→持ち歩いても読まないなら一旦手放す
10 □捨てずに入れたままのゴミ
→飴の袋やティッシュ、役割を終えたメモなどの明らかなゴミ
STEP② 服・バッグ|捨て活の即効性が期待できる
朝の”選択疲れ”の軽減と時短につながり、節約も同時に叶えることができる、服とバッグ。
お気に入りの服とバッグだけで彩られたクローゼットに、整えていきましょう。
「今の自分に合っているかどうか」「着心地がいいか」を軸に少しずつ手放して、風通しのいいクローゼットへ。
買ったときは気に入っていた服も、次のリストに当てはまるなら、手放しどきかも。
11 □ 今のライフスタイルに合わない服
→結婚、子育て、転職などで着る機会がなくなった服
12 □ コーディネートしにくい服
→必然と登場回数が少なくなる
13 □ ときめかない服
→着てもテンションが上がらない
14 □ 手に取るけど結局着ない服
→着ない理由があるはず
15 □ 「いつか着るかも」で数年眠っている服
→いつかは来ない場合がほとんど
16 □ 着心地が悪い服
→チクチクする・インナーを気にする服はストレス
17 □ 痩せたら着ようと思っている服
→不確かな未来より今の自分に合うものを
18 □ 傷んでいる・ヨレている服
→身だしなみ的に気をつけたいところ
19 □色褪せてしまった服
→これまでの活躍に感謝して手放しましょう
20 □ 毛玉だらけの服
→管理が面倒なら、毛玉ができにくい素材に買い換えも検討
21 □ 何枚もある同じような服
→一軍のみで十分
22 □ 着用しにくい服(小さなボタンが後ろにあって止めづらいなど)
→着るのが億劫なのは着る回数も少ない
23 □使っていないバッグ
→選び抜いたお気に入りの服に合うものだけに厳選

クローゼットが整ったら、次は「よく使う場所」へ。
洗面所、キッチンなど、”家事に直結するスペース”を見直していきます。
モノを減らすことで、時間と気持ちに余白が生まれる感覚を、ぜひ味わってみてください。
STEP③ 洗面所・お風呂・トイレ|小さなストレスが減る場所
歯磨き、洗顔、メイクなどの身支度から、洗濯、体の清潔の維持、排泄まで、生活の基盤とも言える場所。
家事や健康、自分ケアがぎゅっと詰まったスペースだからこそ、暮らし全体を整えることにつながります。
まずは「使っていないもの」「なくても困らなかったもの」から順番に、手放していきましょう。
洗面台周り
24 □ 使っていないスキンケア用品、メイク用品
→肌に合わない、思っていた色と違うなど、使いかけて放置しているモノ全般
25 □ 使いきれず残っている試供品
→品質の劣化も早いので、今すぐ使うか捨てる
26 □ 使わないヘアケア用品
→今したいヘアスタイルには必要ないなら、持っていても使いません
27 □ ヘアアクセサリー類
→大量のヘアピン、伸び切ったヘアゴム、今は気分じゃないヘアアクセサリー、複数あるコームなど
28 □ エチケットケア用品
→複数ある毛抜き、エチケットばさみ、耳かきは1本あれば十分
収納の中・洗面所全般
29 □ 洗剤・ボディソープ・シャンプー・歯ブラシなどの過剰ストック
→使いきれる量以上の管理はストレスに
30 □ 多すぎるタオル
→必要な枚数+予備1枚で十分
31 □ ゴワゴワするタオル
→肌に触れるものこそ心地よさを重視
32 □ ヨレヨレのインナー類
→見られて恥ずかしい状態のもの
33 □ 必要以上のインナーのストック
→状態の悪いものと入れ替えする
34 □着ていない部屋着
→オールシーズン4セットを目指してみて
35 □今は使っていない美顔器
→持っているだけの安心を手放す
浴室
36 □ 使いかけたけど放置しているシャンプーなど
→自分に合わないなら捨てる
37 □洗面器・バスチェア
→立って洗って掃除の手間も手放す
38 □お風呂の蓋
→溝があり掃除が大変
39 □ボディタオル
→手で洗うのが肌にやさしい
40 □バス用おもちゃ
→子供が遊ばなくなったら捨ててOK
41 □バスタオル
→乾きにくくかさばるので、中判サイズまでがおすすめ
42 □バスマット
→バスタオルで代用すれば洗濯や管理の手間も手放せる
トイレ
43 □トイレブラシ
→使い古しのスポンジで代用
44 □トイレマット・便座カバー・トイレスリッパ
→ないほう掃除しやすく、洗濯や購入する手間もゼロ
45 □サニタリーボックス
→新聞紙に包んで捨てればOK
46 □過剰な掃除アイテム
→ウタマロとキッチン泡ハイターで代用
47 □芳香剤
→こまめな掃除で不要に
48 □トイレの飾り物
→ないほうが清潔を保てる

次はいよいよキッチンへ。
「便利そうだから」で買ったモノが増えやすい場所だからこそ、「本当に使っているものだけを残す」「代用できるものはない?」の視点が大切です。
STEP④ キッチン|減らすと料理がラクになる場所
毎日料理をする人にとって、キッチンを見直すメリットは絶大!
必要なモノだけに整えられたキッチンは、取り出しやすく、導線もスムーズで料理が楽しくなります。
管理が行き届いていると食品ロス軽減になり、お財布にもやさしい。
また、洗い物と掃除にかかる時間も減って、良いことづくめです。
49 □賞味期限切れの食材・調味料
→明らかなゴミ
50 □「いつか使おう」と思って使っていない調味料
→今回は手放し、次は代用を考える
51 □代用できる調味料
→ポン酢、めんつゆ、焼き肉のタレなどは使い切ったら買わない
52 □〇〇専用グッズ
→ゆで卵メーカー、エッグスライサー、白髪ねぎカッター、ガーリックプレスなど
53 □ 使わなくなったキッチン家電
→ホームベーカリー、ミキサー、ジューサー、ホットサンドメーカーなど
54 □めったに使わないホームパーティー用品
→たこ焼き器、ホットプレートなど
55 □登場回数が少ない食器
→日常使いしていないもの
56 □重い、高価な食器
→扱いにくい、気を遣うもの
57 □欠けている食器
→ケガの元
58 □好きだけど使っていない食器
→今に焦点を当てて判断してみて
59 □来客用の食器、コップ
→年に1、2度のためにスペースを占領する方がデメリット
60 □家族の人数以上のカトラリー
→滅多に壊れないので予備はなしでOK
61 □多すぎるフライパン・鍋
→よく使う一軍だけに
62 □大量のキッチンストック
→キッチンスポンジ、ラップ、アルミホイル、ビニール袋、割り箸、フリーザーバッグ、洗剤など
63 □ 重複している調理道具
→各用途に1つで十分
64 □ 存在を忘れていた調理器具
→なくても大丈夫
65 □ 必要以上の保存容器
→使う分だけ残す
66 □ 色移り・キズだらけの保存容器
→即捨て
67 □ キッチンマット
→ない方がサッと拭けて衛生的

キッチンを整えると、「他の場所も見直したくなる」瞬間がやってきます。
次は家の顔である玄関へGO!
STEP⑤ 玄関|家の第一印象を決める
家全体の印象を左右する玄関。
滞在時間は短いけれど、多くの方にとって毎日通る場所。
帰ってきて「ホッとする」玄関を目指して見直していきましょう。
68 □ 玄関マット
→なくても問題なし
69 □ 1年以上履いていない靴
→これからも履かない可能性大
70 □ 痛くて長時間履けない靴
→我慢して履いてもお出かけを楽しめない
71 □ 気に入っているけど歩きにくい靴
→結局歩きやすい靴に落ち着く
72 □ くたびれた靴・修理しようとしてそのままの靴
→今直していないならこの先も使いません
73 □ 使っていないシューケア用品
→メンテナンスしないなら必要なし
74 □ 壊れている傘・使っていないビニール傘
→家族の人数分だけでOK
75 □玄関に置きっぱなしのチラシや郵便物
→玄関を仮置きにしない
76 □ 使っていない遊びグッズ(縄跳び・ボールなど)
→収納を圧迫する原因に
77 □ ホコリをかぶった飾り物
→掃除が面倒なら手放し候補

玄関がスッキリすると「家全体が整っている」と感じるから不思議!
次は収納スペースへ。
いる・いらないの判断をするコツを掴めてきていると思うので、このままの勢いでGO!
STEP⑥ 収納編|とりあえずとっておこうの見直し
とりあえずとっておいたモノでぎゅうぎゅうになっていませんか?
見直しをしないで、ずっと保管したままにしていると、モノがモノを引き寄せる原因に。
一旦全部出してみて、今使っているかの視点で見直していきましょう。
存在を忘れていたなら、手放しサイン。
78 □ 使っていない家電
→なくても生活できているなら手放してOK
79 □ カーメンテナンス用品
→何種類ものカーシャンプー、使い切れないコーティング剤、タオルなど
80 □防災グッズ
→期限があるものは定期的な見直しを
81 □段ボール
→できるだけ早くゴミステーションへ
82 □メルカリ等で使う梱包資材
→必要になったときに準備すればOK
83 □紙袋のストック
→1〜2枚で十分
84 □工具
→使っていなければ、ミニドライバーセットだけで十分
85 □電池
→ストックは最小限に
86 □アウトドア用品
→使用頻度によってはレンタルも検討
87 □子供の遊び道具(三輪車、ビニールプール室内ジャングルジムなど
→子供の成長とともに一緒に見直す

収納に余白があると、自然とモノが増えづらくなります。
次は家の中で一番長い時間を過ごす場所、リビングと寝室を見直しましょう。
「くつろげる空間」に仕上げていきます。
STEP⑦ リビング・寝室|くつろぎ空間を取り戻す
家族と共有するスペースで、思い出や癒しが詰まっているリビング。
家族と意見が合わなかったり、感情が絡みやすいため、難易度は高いです。
「あったほうが心地いい」「リラックスできる」という感覚を重視して、取り組んでみてください。
このエリアは、家族の意向を聞きつつ、ゆっくりで大丈夫です。
88 □物置化している家具
→本来の使い方でなければ手放してOK
89 □飾り物・置き物
→ホコリをとる手間と天秤にかけてみて
90 □季節が過ぎても出しっぱなしの雑貨
→掃除の邪魔になる
91 □読みかけの雑誌、漫画、本
→繰り返し読みたいものだけ残してあとはメルカリか古本屋へ
92 □ラグ・カーペット
→ホコリが溜まりやすく掃除の手間も増える
93 □テレビ
→ほとんど観ていないなら手放してNHK代も節約
94 □チラシ・役割を終えたお知らせ・フリーペーパー
→即捨て
95 □複数ある充電器
→使いやすいものだけ残す
96 □使っていない文房具(ペン類・メモ長・付箋・ハサミ・修正テープなど)
→各アイテム1種類で十分
97 □子供のおもちゃ
→手に取らなくなったら子供に聞いて手放すか譲る
98 □保証書
→期限が切れていたらゴミ
99 □取扱説明書
→大体のものはネットで確認可能
100 □置いたままの自分磨きアイテム(ヨガマット、筋膜ローラー、ステッパーなど)
→罪悪感と一緒に一旦手放す
101 □目覚まし時計
→スマホのアラームに代用を検討

ここまでで”長い時間を過ごす空間”が整いました。
次はデジタル編。
ここまでのステップをクリアしてきたら、自然と『モノ以外も軽くしたい』と感じる方も多いのでは。
ステップ⑧ デジタル・契約関係|モノではないけど効果大
モノと違ってデータは形がなく、溜め込んでいる感覚になりづらいです。
実体のないデジタル・契約関連の見直しは、ちょっと腰が重く感じるかもしれません。
でも、一味違う身軽さを体験できるので、余裕が出てきたら、ぜひ取り組んでみてください。
思考も心もクリアになるので、おすすめです。
102 □使っていないアプリ
→携帯がサクサク動く
103 □似たような写真・重複している写真
→お気に入りの1枚だけ残す
104 □不要な通知
→最小限にして集中力UP
105 □用済みのスクリーンショット
→溜まりやすいので定期的にチェック
106 □ほとんど見ないブックマーク
→今興味がなければ消去
107 □YouTubeのチャンネル登録
→今観ていないなら解除して、興味のあることに集中
108 □SNSのフォロー
→フォローも一軍だけに
109 □ほとんど利用していないサブスク
→節約に◎ 必要になったときに再契約すればOK。
110 □使用頻度の低いクレジットカード
→1枚に集約したほうがポイントも溜まりやすい
111 □必要以上の保険
→ライフスタイル、年齢、環境を考慮し、解約するか見直しを

ちょっと面倒な分、より精神的な身軽さと充実感が得られるパートです。
長年見てみぬふりしていたことに着手できた自分を、たくさん褒めてあげてくださいね。
次はいよいよ難易度MAXの思い出・趣味編です。
ステップ⑨ 思い出・趣味編|難易度MAX
思い出の品を手放すのって勇気が入りますよね。
大切な人との繋がりや、楽しかった思い出ごとなくなてしまうような淋しさを、感じてしまいます。
でも大丈夫。
忘れたくない思い出は、心の中にちゃんと刻まれているし、輝き続けます。
思い出のもの
112 □ 見返していない写真・アルバム
→一生取っておきたい写真だけ選ぶ(データ化も◎)
113 □ 手紙・メッセージカード
→読み返したいものだけ残す
114 □ 子どもの作品
→数を決めて保管し、残りは写真を撮って手放す。
115 □ 子供の頃の宝物
→数を絞る(寄付・譲ることを検討しても◎)
116 □ 罪悪感だけでとってあるプレゼント
→受け取った時点であなたのものだから、使う・使わないで判断してOK。
117 □ お守り
→お焚き上げサービスの利用もおすすめ
思い出のものは、大切=たくさん持つことではありません。
覚えていたい記憶は、モノがなくてもちゃんと思い出せます。
温かい気持ちにしてくれる代表選手だけを残すイメージで、チャレンジしてみてください。
□ 趣味のもの
118 □ もうやっていない、熱が冷めた趣味の道具
→見るたびにモヤモヤするなら一旦手放す
119 □ 「いつか再開するかも」で眠っているアイテム
→今やっていないなら手放してみて
120 □自分的ブームが去ったコレクション
→売るか譲る方法が手放しやすい
趣味のものが手放しづらいのは、過去の自分にこだわっていて、変化を受け入れていないから。
過去の自分が好きだったことを、今の自分に無理にさせようとしなくて大丈夫。
「今これに時間を使いたい?」「今、これが楽しい?」
答えがNOなら、その趣味から卒業するサインかもしれません。

難易度MAXの思い出のモノに挑んだあなたは、手放し上級者✨
さあ、次がラスト、マインド編です。
思考や心を整えていくのが、ミニマリズムを理解し、継続する近道です。
ステップ⓾ マインド編|心が変われば行動も変わる
モノ、データを減らそうとしても、なぜか手が止まる。
それは心の中にある「不安」や「思い込み」がブレーキをかけているかもしれません。
「なかなか捨て活が進まないな」「またモノが増えてきちゃった」という方は、考え方を見直してみましょう。
心が変われば、自然と行動につながります。
121 □モノで自分を飾らない
122 □他人軸ではなく、自分軸で選ぶ
123 □見栄を手放すと自分が心地いい
124 □人と比べない
125 □「持っていないと不安」は思い込み
126 □「あるのが当たり前」は思い込み
127 □モノで幸せにはなれない
128 □買ったときの喜びは長続きしない
129 □使い切る幸せ
130 □今あるものに感謝する

考え方が変わると、心が「ほわ〜」と軽くなり、自然と手放しができるようになります。
自分を縛っていた考え方や、固定概念をそっと手放して、ミニマルライフを楽しんでいきましょう。
まとめ
リストを参考に「これ見直してみよう」と思ったものを、ひとつだけでも手放してみてください。
あなたのペースで進めていけば大丈夫。
一歩ずつでもいいし、走り抜けてもいい。
ミニマリズに正解はないし、オリジナルでいい。
途中で迷いや葛藤が出てきたら、「なんで身軽になりたいんだっけ?」と目的に立ち返ってみてください。
このリストが、“あなたらしく”心地いい暮らしを磨き上げていく、そのきっかけになれたら嬉しいです。

