スマホを開けば広告。
SNSを見れば、素敵な誰かの暮らし。
「いいな」
「私も欲しい」
「私もこうなりたい」
テンションMAX、勢いで買って、あとで後悔したことはありませんか?
情報社会のこの世の中、「物欲スイッチ」が入る仕掛けに溢れています。
憧れや見栄、自己肯定感をやさしく刺激しながら、私たちの心を動かします。
物欲にはキリがありません。
欲しい衝動のままに買い物していては、どんどんモノが増えて、お金も貯めづらくなります。
だからこそ、物欲スイッチが押されたら、一旦立ち止まって、冷静に本当に自分に必要なものかを、見極めることが大切。
今日は、ほどほどミニマリストの私が、買い物の前に「自分に問いかける15の質問」を紹介します。
- 衝動買いを減らしたい
- 納得した買い物をしたい
- 貯金を増やしたい
物欲をコントロールして、無駄買いを減らし、心から欲しいものの買い物に、全力投球しましょう。
- 衝動買いを減らす問いかけ① 「それって本当に必要?」
- 衝動買いを減らす問いかけ② 「今どうしても必要?」
- 衝動買いを減らす問いかけ③ 「今あるもので代用できない?」
- 衝動買いを減らす問いかけ④ 「どのくらいの頻度で使う?」
- 衝動買いを減らす問いかけ⑤ 「使用回数で割った金額は?」
- 衝動買いを減らす問いかけ⑥ 「2倍の値段でも欲しい?」
- 衝動買いを減らす問いかけ⑦ 「“とりあえず買い”じゃない?」
- 衝動買いを減らす問いかけ⑧ 「手放すとき、大変じゃない?」
- 衝動買いを減らす問いかけ⑨ 「それ、ストレス買いじゃない?」
- 衝動買いを減らす問いかけ⑩ ”人気だから”が買う理由じゃない?
- 衝動買いを減らす問いかけ⑪ 「これは暮らしを本当に豊かにする?」
- 衝動買いを減らす問いかけ⑫「便利だけど、手間は増えない?」
- 衝動買いを減らす問いかけ⑬ 「それは憧れ?それとも必要?」
- おわりに
衝動買いを減らす問いかけ① 「それって本当に必要?」
「欲しい」と「必要」は別ものです。
なくても生活できるなら、一旦買わない。
数日経つと、欲しい気持ちが落ち着いていることが多いです。
衝動買いを減らす問いかけ② 「今どうしても必要?」
今すぐないと困りますか?
それとも「あったら便利」「あったら安心」なだけ?
不確かな未来のための買い物ではなく、「今」必要かどうかを考えてみてください。
衝動買いを減らす問いかけ③ 「今あるもので代用できない?」
買う前に、クリエイターになったつもりで、代用できるモノを探してみましょう。
ゲーム感覚でやるのがおすすめ。
「欲しい」と思った瞬間には見えていなかったけれど、素敵な代用アイデアが浮かぶことも。
そして、買わずに済んだら、買おうと思っていたものの値段を計算してみてください。
「これでランチ行こう」など、”自分が喜ぶお金”に変えることができたと思うと、嬉しくなります。
新しいものに目を向ける前に、今あるものに目を向ける癖がついたら、貯金が加速するはず。
衝動買いを減らす問いかけ④ 「どのくらいの頻度で使う?」
毎日?週1回?年に数回?
使う回数が少ないものほど、本当に必要かを丁寧に考えたいところです。
年に数回しか使わないものは、レンタルサービスを利用するのも一つの手段。
管理しなくていいし、収納の余白が増えるので、一考の価値があり。
衝動買いを減らす問いかけ⑤ 「使用回数で割った金額は?」
たとえば1万円のものを100回使うなら、1回100円。
モノの価値と金額が、自分の基準に合っているかを確認してみます。
その金額、気持ちよく払えますか?
衝動買いを減らす問いかけ⑥ 「2倍の値段でも欲しい?」
「安いから」で買うのは、少し待って、想像してみましょう。
本当に欲しいものは、多少高くても、気持ちは変わりません。
衝動買いを減らす問いかけ⑦ 「“とりあえず買い”じゃない?」
経験上、“とりあえず買い”は、今買わなくてもなんとかなります。
とりあえず買いは、モノが増える大きな要因の一つ。
とりあえず買おう→とりあえず買わない
に思考を切り替えると、欲しい衝動が鎮まるから不思議。
理由があいまいな買い物ほど、あとでモヤモヤが残ります。
衝動買いを減らす問いかけ⑧ 「手放すとき、大変じゃない?」
大きさ、素材、処分方法。
未来の自分のためにも、モノを買うのと同時に、手放すときのことを想像してみてください。
「手放すのが大変そう」と思った瞬間、すぅーっと物欲が消えていきます。
買う→維持、管理→捨てる までトータルでみて、買うべきものかを考えてみましょう。
「欲しい」だけの視点を広げると、冷静に判断できるようになります。
衝動買いを減らす問いかけ⑨ 「それ、ストレス買いじゃない?」
疲れているとき。
ちょっとモヤモヤしているとき。
買い物は、一瞬だけ気持ちを上げてくれます。
その買い物の目的が、ストレス解消になっていませんか?
ストレス発散の快楽を求めて買おうとしていないか、深呼吸して一旦立ち止まりましょう。
勢いよく買ったものの、実際手にするときには、「なんで買ったんだろう」と後悔する可能性が高いです。
■ 私がストレス買いをしたときの話
SNSで素敵な暮らしをしている方が紹介していた“体幹を鍛えられるスリッパ”。
2年前から気になっていて、一度は買い物リストにも入れました。
でも時間が経つと、「スリッパは安いものでいい」と思い直し、リストから削除。
そのまま忘れていました。
今履いているスリッパがそろそろ買い替え時になり、あのスリッパを思い出したんです。
スリッパにしては2000円超えは、高い。
でも「履くだけで体幹が鍛えられるなら試してみたい」「少し美しくなれるかも」
そう思って、金曜日の夜にポチッとしました。
結果、満足はしています。
でも――なんとなく違和感が残りました。
料理をするとき、汚れないか気を遣う。
前のスリッパも、もう少し使えたかもしれない。
“買い替え時”ではあったけれど、“今すぐ必要”ではなかった気もする。
振り返ってみると、あの日は会社のことでモヤモヤしていて、いつもよりストレス度が高かった。
「なんか欲しい!」という衝動に駆られて、手っ取り早く買い物できるネットショッピングを見ていたんです。
仕事のストレスを、買い物で晴らそうとしていました。
しばらくすると、感情にまかせて勢いで買ってしまったことに、またモヤモヤ。
衝動買いは、大きな後悔にならなくても「小さな違和感」として残ることがあります。
だからこそ、”ストレス解消のために”で買おうとしていないかを、自分に問いかけることが大切だと感じました。
衝動買いを減らす問いかけ⑩ ”人気だから”が買う理由じゃない?
流行。
広告。
インフルエンサーのおすすめ。
バズりアイテム。
欲しいと思わせるプロが仕掛けた罠に、知らず知らずにうちにハマってしまっているんです。
特に企業は、買ってもらって売り上げを伸ばすために、買い手の心理を上手に利用し、あの手この手で「欲しい」と思うように仕向けてきます。
次々に素敵な商品が登場するし、流行を追ってもキリがありません。
”自分発”の買い物は、満足度が高いと感じています。
衝動買いを減らす問いかけ⑪ 「これは暮らしを本当に豊かにする?」
日常で心地よく使っている姿が想像できますか?
時短になりそう。
プチストレスがなくなりそう。
使いやすそう。
買う前に、リアルにイメージしてみるのがおすすめです。
衝動買いを減らす問いかけ⑫「便利だけど、手間は増えない?」
「便利そう」
「ストレスが減りそう」
家事を楽にしてくれると思うと、飛びつきたくなりますよね。
でも「便利なもの」はしばらく経つと「なくてもよかった」と思うことが多い印象です。
取り入れたものの、使う工程にうまく溶け込ませることができないと、結局使わなくなります。
また、実際に使ってみると“管理する手間”が増えることも。
■ 便利アイテムを買って手間が増えた話
私は以前、白いラップケースを購入しました。
ラップをきれいに切り取りやすくしてくれて、生活感をなくしてくれる、スタイリッシュなケース。
ラップがうまく切り取れない小さなストレスをなくしたい。
冷蔵庫に貼り付けても、生活感が出ないようにしたい。
そんな理由で迎えました。
でも――
実際は、ケースを使っても切り取りに失敗することがありました。
さらに、
・ラップを入れ替える手間
・ケース自体を拭く手間
・管理するモノが増える感覚
思ったより「便利」にはなりませんでした。
見た目のメリットよりも「なくてもいいかも」という気持ちが勝って、結局手放しました。
今は、付属の紙のケースのまま使い、引き出しに収納しています。
引き出しに出し入れする手間はありますが、見た目もスッキリ。
“便利”よりも、“管理しない自由”のほうが心地よかったです。
便利なものでも、手間が増えるならいらない。
それを教えてくれた買い物でした。
衝動買いを減らす問いかけ⑬ 「それは憧れ?それとも必要?」
丁寧な暮らしの人。
おしゃれな人。
キラキラしている人。
「素敵だな」「あの人みたいになれたらな」と思うのは自然なことです。
でもそれは、「その人」が素敵なのであって、そのモノを真似して買っても、憧れの人にはなれません。
誰かが選んだものより、自分が選んだ選んだものを。
心地よい自分でいられるものでなければ、一旦買うのを見送りましょう。
おわりに
物欲は悪いものではないし、あって当然。
買う前に問いかけを挟むだけで、衝動を抑えることができ、買物の失敗や後悔を減らすことができます。
「買わない」ためではなく、「納得して選ぶ」ために。
これが、ほどほどミニマリズムの物欲コントロール術です。
物欲と長く付き合うための習慣については、「物欲と上手に付き合う10の習慣」でも詳しく書いていますので、参考にしてみてください。



