減らしたいのに減らせない人へ|40代主婦が変わったきっかけと断捨離のコツ

ほどほどミニマルライフ

物をを減らしたいのに、なかなか減らせない。

片付けようと思っても手が止まり、結局そのままにしてしまう。

「私には向いてないのかな」そう思ったこと、ありませんか?

実は、8年前の私も同じでした。

物を減らしたい気持ちはあるのに、もったいない、いつか使うかも…と考えてしまい、なかなか手放すことができませんでした。

しかも我が家は、夫と二人暮らし。
夫はミニマリストではないので、自分の思い通りに減らせる環境でもありません。

それでも今は、“ほどほどミニマルな暮らし”を保てるようになりました。

この記事では、減らしたいのに減らせなかった私が変われたきっかけと、無理なくできた方法をお伝えします。

減らしたいのに減らせない人の特徴

減らしたい気持ちはあるのに、なかなか手放せない。
そんなとき、「自分は片付けに向いていないのかも」と思ってしまいますよね。

でも実は、減らせないのには理由があります。

私の場合、手放すときに心が引っ張られる感覚があり、それがとても辛かったです。

ゴミ袋に入れるまでの間、まるで身を切るような、後ろ髪を引かれるような気持ちになり、手が止まってしまう…。

でもその思いを振り払い、思い切って手放してしまうと、そのあとに捨てた物を思い出すことはほとんどなく、残ったのはすっきりした気持ちだけでした。

今振り返ると、減らせなかったのではなく、「手放す瞬間の気持ち」にブレーキをかけられていたのだと思います。

減らすのに苦戦したもの

私の場合、特に多かったのは服とバッグでした。

学生の頃から服が好きで、「友達に会うときは毎回違う服でいたい」と思っていたほど。

毎月のように服を買っていたのでどんどん数が増えていき、気づけばクローゼットがパンパンになっていたんです。

実際に年間23着まで減らすのに8年がかかりました。

年間23着のクローゼット

好きなものだからこそ、減らすのはつらい

これは多くの人に共通する感覚だと思います。

では、そんな私がどうやって少しずつ変わっていったのか。

次で、きっかけについてお話しします。

減らせなかった私が変われたきっかけ

私がミニマルな暮らしに興味を持ったきっかけは、ミニマリストさんの動画でした。

その中で出てきた「使っていないものを見るとモヤモヤする」という言葉に、強く共感したんです。

当時の私は、クローゼットの奥にしまい込まれた服や、出番の少ないものたちに対して、どこか重い空気感を抱いていました。

うまく言葉にできないけれど、使われていないものが“静かに停滞している感じ”

それがずっと気になっていたんです。

目にするたびに、使われない物たちが放つ停滞オーラで活力が奪われるように感じていました。

ちょうどその頃、副業でヨガのインストラクターをしていたこともあり、自分の感覚に敏感になっていたのかもしれません。

空間やモノが持つ雰囲気に対して、以前よりもはっきりと違和感を感じるようになっていたのだと思います。

「このモヤモヤの正体はこれかもしれない」

そう思ったことが、私が少しずつ手放しを始めたきっかけでした。

最初は、インテリアの小物から

キャビネットやテレビ台に並べていた飾りを、掃除のたびに動かすのが面倒に感じて、ひとつ、またひとつと減らしていきました。

使っていな物を少しずつ手放していくうちに、部屋に余白が生まれ、暮らしも、気持ちも整っていくのを感じるようになりました。

最初は時間がかかっていた「いる」「いらない」の判断が早くなり、少しずつ「今の自分に必要かどうか」で決められるようになりました。

ある程度すっきりしてからは、使っていて少しストレスを感じるもの、使用頻度の低いものにも向き合えるように。

こうして私は、無理に減らすのではなく、少しずつ整えていくやり方で変わっていきました。

では、そんな私が無理なく続けられた「減らし方のコツ」をご紹介します。

減らせない人におすすめの、無理しない方法

ここからは、私が実際にやってきた「無理なく減らすためのコツ」をご紹介します。

1.1日1つでもOKにする

一気に減らそうとすると、どうしても疲れてしまいます。

「いる・いらない」の判断をするのに脳はフル回転。
それに加えて「もったいない」という思いや、過去の買い物の後悔などの心理的葛藤が伴うからです。

捨てることは想像以上にエネルギーを消耗します。

「今日はこれだけ」と決めて、小さく進めるほうが続きやすくなります。

まずは手放すことに少しずつ慣れることが大切です。

2.捨てるではなく“選ぶ”に変える

「捨てる」と思うとつらくなりますが、「残したいものを選ぶ」と考えると罪悪感が和らぎます。

以下の問いかけをしてみるのもおすすめ。

  • またこれを買いたい?
  • 過去にタイムスリップしたらこれを買う?
  • ときめきを感じる?

お気に入りだけを残すイメージで進めてみてください。

3.迷うものは保留でもいい

※写真はイメージです(O-DANより)

捨てるか残すか決められないものは、無理に手放さなくても大丈夫です。

「保留BOX」を作って一度よけておき、ない生活を試してみてください

このプロセスを踏むことで、自然といる・いらないの答えが自然と出てきます。

4. 理想の部屋をイメージする

ミニマリストの部屋を見て、「こんな空間で暮らしたいな」と感じたことはありませんか?

理想のイメージを持つことで、手放しのモチベーションにつながることがあります。

実際に私も、「家事がラクな部屋にしたい」という理想と照らし合わせて「これは今の暮らしに必要かな?」と立ち止まって考えられるようになりました。

「これ、いらないかも」と気づくきっかけになります。

ただひとつ気をつけたいのは、「ミニマリストの部屋にないから」という理由だけで手放してしまわないこと。

人それぞれ暮らし方や心地よさは違います。

あくまで参考程度にとどめて、自分の暮らしに合っているかどうかを大切にしながら、無理なく整えていくのがおすすめです。

5.家族のものは無理に減らさない

我が家のように夫婦で暮らしていたり、お子様がいらっしゃるご家庭は、自分だけでは決められませんよね。

まずは自分のものだけに集中することで、ストレスなく進めることができます。

モノが少ないことの良さを家族にも知ってもらいたくて、無理強いしてしまいがちだけど、ここはグッと我慢。

家族といえども価値観は人それぞれです。

自分のモノを整えてご機嫌でいると、家族にもミニマリズムの輪が広がるかも知れません。

我が家も夫はミニマリストではありませんが、少しずつ「モノが少ないっていいな」という感覚が芽生えているようです。

ミニマリストではない家族と心地よく暮らすコツは、こちらの記事でまとめています。

減らせない人におすすめの、無理なく手放す順番について

ここからは、私が実際にやってきた、無理なく続けられる「減らし方の順番」をご紹介します。

1.まずはゴミから手放す

いきなり思い出のあるものや、人からもらったものに手をつけるのは大変です。

最初は、明らかに不要なものから始めてみましょう。

例えば、こんなものです。

  • 古い請求書、チラシ、レシート
  • 賞味期限切れの食材や調味料
  • ほつれや汚れのひどい衣類

こうした「迷わず手放せるもの」から始めることで、“減らす感覚”に少しずつ慣れていきます。

2.使っていないものを見直す

次に、「使っていないもの」に目を向けてみます。

使っていないという事実は、今の自分にとって必要ではない」というサインでもあります。

こんなもの、思い当たりませんか?

  • クローゼットの奥にしまいこまれているもの
  • 存在を忘れていたもの
  • いつか使うかもと保管していたもの

こうした「今の暮らしで出番がないもの」は一度見直してみるタイミングかもしれません。

3.複数あるもの、使用頻度が低いものにチャレンジ

使っていないものを見直すだけでも、かなりすっきりします。

それでもまだ減らしたいと感じる場合は、同じ用途で複数あるもの使用頻度の低いものにも目を向けてみてください。

私は次のような方法で減らしました。

  • よく使うものだけ残す
  • 代用できないか考えてみる
  • 書い直しできるものは一旦捨ててみる
  • レンタルを検討する

このように「なくても困らないかも」と感じるものを、少しずつ見直していくのもひとつの方法です。

もう少し具体的に進めたい方は、段階別に手放していく方法を別の記事でまとめていますので、参考にしてみてください。

減らしたあとに変わったこと

少しずつ物を減らしていくと、暮らしにも変化がありました。

決断疲れが減った

小さな決断をする回数が減り、頭がクリアな状態が長続きするようになりました。

人は1日に約,000回も決断していると言われています。

「今日は何を着て行こう?」「この服に合う靴やバッグは…?」「どのお皿に盛り付けよう?」という小さな決断が減るだけでストレスが軽減し、落ち着ける時間が増えました。

出費が減った

日用品や消耗品のストック管理がしやすくなり、必要な分だけ買うことができるので、自然と出費が減りました。

代用、兼用することで買うアイテムを減らしたことも、節約につながったと感じています。

また、捨てる痛みを経験したからこそ慎重に買い物をするようになりました。
以前は欲しいと思ったらすぐに買っていたんです。

でも今は「これ便利だけどちゃんと使うかな」「買って手間が増えたりしないかな」と一旦立ち止まって考えるようになりました。

そうすると「なくてもいいかな」という結論に至ることが多く、無駄遣いが激減しました。

物欲が減った

自分に必要なものだけの空間は、本当に心地がいいです。

「今あるものだけで満足!」と思えるので、物欲が減りました。

以前の私は、目的もなくショッピングサイトを見て、自ら物欲を刺激していたんです。

今は必要なものを買いたいときしかサイトを見なくなったので、お金はもとより時間にも余裕ができました。

今でも物欲はあります。

でも…

  • 買って満たされるのは一瞬
  • どんなに欲しくて買ったものでも、早かれ遅かれ飽きる
  • 企業戦略で無意識に物欲を掻き立てられている
  • 物欲にはキリがない

ということを捨て活を通じて学び、物欲をコントロールできるようになりました。

モノの支配から解き放たれると、自然と出費も減り、経済的にも心にも余裕ができました。

ほどほどミニマリズム
ほどほどミニマリズム

物が少なくなることで、暮らし全体が整っていく。
そんな感覚を、少しずつ実感できるようになりました

物欲をコントロールする具体的な方法を考え方については、こちらの記事でまとめています。

まとめ|減らせないのは、悪いことじゃない

減らしたいのに減らせない。

それは決して、性格や向き不向きの問題ではありません。

ただ、少しだけ「手放すことに慣れていない」だけかもしれません。

無理に変わろうとしなくても、少しずつで大丈夫です。

自分のペースで整えていくことで、自ずと暮らしは変わっていきます。

焦らず、ゆっくり。

あなたにとって心地いいミニマルスタイルを、見つけていけますように。